安曇川住民自治協議会の概要

協議会の概要

 安曇川地域住民自治協議会は中学校区内の団体や地域住民が、行政と一緒に公共サービスを提供する側に参加することにより、地域の実態に即した活動を行うための新たな地域コミュニティ組織です。

 安曇川地域の住民自らが地域の将来像を考え、人と人との関係性を大切にしながら、住みよいまちづくりを主体的に進めることを目的に、令和3年12月に安曇川地域を対象として設立しました。

 協議会内には基本方針ごとに3つの部会(相互支え合い部会、未来部会、防災部会)と1つの委員会(広報委員会)があります。

 会員は協議会の活動に参加していただくことを条件とし、主な構成は以下の通りです。

・安曇川地域区長連絡会の役員
・安曇川地域で活動する団体及び事業者
  安曇学区青少年育成コミュニティ会議
  安曇川民生委員児童委員協議会
  安曇川中学校PTA
  安曇川住民福祉ネットワーク
  安曇川町子ども会連合会
  安曇川赤十字奉仕団
  あどがわ夏まつり実行委員会
  高島市消防団
  安曇川まちづくり会
  社会教育委員
  高島市商工会安曇川支部
  地域学校協働活動推進員
  特別養護老人ホームふじの里なごみの家
  高島市健康推進員協議会安曇川支部
  レーク滋賀農業協同組合安曇川支店
  青柳学区青少年育成コミュニティ会議
・安曇川地域に在住または在勤もしくは在学する個人

協議会規約

下記のPDFファイルをご覧ください。

協議会の体制図

  

部会の紹介

相互支え合い部会

基本方針『地域で支え合う仕組みづくり』

少子高齢化が進む中、価値観やライフスタイルの変化・多様化、核家族化や地域のつながりの希薄化など、家族を含む他者との関わり方が変わり、日常的な不安、悩みの相談、子育て相談など様々な不安を抱えている家庭が増えています。

また、自治会においても、区長等の役員のなり手や事業・行事等の担い手不足により集落での事業や交流が少なくなっています。加えて、自治会未加入者が増加しているなど、地域コミュニティの基盤が弱くなっています。

このため、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、人と人との関係性を増やすことが大事であり、地域住民が交流しコミュニケーションを深める機会を提供するとともに、自治会活動における問題解決や運営をサポートする仕組みづくりを検討するなど地域で支え合う仕組みづくりを推進します。

■コミュニティ広場事業

地域住民が集まり、子どもからお年寄りまで多世代が交流し、住民同士が出会いコミュニケーションを深める機会をつくる。内容は地域に応じて、郷土料理教室、特技や知識を持っている方から学ぶミニ講座、またはゲームやレクリエーションなど、様々なイベントを通して豊かな人間関係づくりを目指す。また、地域の関係団体と協働で交流イベントを開催する。

■自治会運営サポート事業

(1)相談窓口・・・区長・自治会長等の相談先として相談窓口を開設し、区自治会運営や地域課題の解決に関する助言等を行う。

(2)運営業務支援・・・自治会活動に関する情報発信の支援、自治会運営に関する情報共有の仕組みの構築および研修などを実施する。(自治会web掲示板、自治会情報閲覧コーナー、マニュアル作成、自治会セミナー等) 

詳細は下記PDFファイルをご覧ください

防災部会

基本方針『災害に強い地域づくり』

少子高齢化や人口減少さらには若者の区自治会離れなど集落を取り巻く環境が大きく変化しています。一方で自然災害リスクが増大しており、大規模災害による被害を少なくするためには、自助・共助を軸とした地域防災力を一層高める必要があります。

そこで、区・自治会、自主防災組織および地域団体など、様々な地域関係者が、地域の防災力向上に向け、防災に関する必要な事項を検討し情報の共有化を図ることで、災害発生時に地域住民同士が連携しながら、主体として活動できる関係を構築する。

また、共助の仕組みが整っていない自治会が無い地域の住民や自治会に加入していない住民が増加していますが、こうした方々にも参加していただけるよう内容を工夫したイベントを開催し、防災意識の高揚を図るとともに、地域コミュニティの一員であることを認識していただく機会を設けることも必要であると考えています。

■避難所打合せ会議

広域避難所ごとに、関係区・自治会の役員による避難所開設および運営に関する話し合いを実施する。また、必要に応じて出前講座や防災訓練等を行うなど、緊急時の役割分担や連携について考える。

■家具転倒防止事業

地震に伴う家具転倒による被害を防止するため、対策を希望する世帯に対して家具転倒防止器具の取り付けを行う。

未来部会

基本方針『地域の未来を担うひとづくり』

若者の流出や高齢化が急速に進み、最近では区・自治会に加入しない、加入していても参加しない方が増加しているなかで、まちづくり活動を担う人材が不足し、地域コミュニティが衰退化しつつあります。

また、高校生アンケートでは、高島市に住みたくないとの回答が半数近くもあり、若者の流出を少しでも減少させる魅力ある地域づくりの活動が必要です。

地域が一体となって、若者に将来必要となるスキルの基礎を学ぶ場や、働く体験の場を提供しながら、地域で稼ぐ力を持った人材を育成します。また、地域で活動する人との交流や様々な体験を通じて、人と人との結びつきやまちづくり活動への意識を醸成し、将来の地域活動の担い手となる人づくりを目指します。

■チャレンジ人材育成事業

市内の高校に通学する高校生グループ等が、商品の企画・仕入・準備・販売などショップのオープンから決算までを自分たちで取り組むことにより、商品販売の経験を積むとともに、将来的な起業につなげる。

■IT人材育成事業

YouTubeやInstagramなどのITプラットフォームを利用して情報発信できる人材を育成する。先ずは、情報リテラシー教育と動画の企画・撮影・編集の基礎講座を行う。

■体験交流活動事業

子どもや、若者の考えを大切に、ボランティア活動や体験活動を通して、自ら考え行動する達成感や、交流・ふれあいを深める。

(活動例)
1.「まちをきれいにしよう」…ゴミ拾い・花を植えよう
2.「教え合おう」…子ども達の寺子屋
3.「ものづくり」…訪問のプレゼント
4.「ウォーキング」…異世代の交流

広報委員会

安曇川地域住民自治協議会の活動を地域住民に広く知っていただくために、年間を通して広報誌を発行する事や、協議会独自のホームページを開設して常に新しい情報を住民に提供する委員会です。

■協議会だよりの作成(年間4回の発行)
■ホームページ作成および更新

安曇川地域住民自治協議会

〒520-1217 滋賀県高島市安曇川町田中89
(安曇川公民館内)
TEL 080-2572-3739
開設日/毎週月・水・木・金・土曜日
開設時間/13:00~17:00